ロゴ画像

鉄道模型とジオラマの世界へトリップ

路面電車を使った昔の街並みを感じることができる鉄道模型とは

昔の風景

鉄道に魅力を感じる人は数多くいます。単なる移動手段としてみるのではなく、鉄道が生み出す音や車体そのもの、あるいは鉄道が走る風景そのものに魅力を感じる人もおり、その楽しみ方は多種多様です。鉄道のひとつの楽しみ方として鉄道模型があります。鉄道模型の楽しみ方も人によってそれぞれで、好きな鉄道車両を集めてコレクションとして楽しむほか、かつて使ったことがある車両やデザインが美しい車両など思い入れのある車両を飾って楽しむ楽しみ方、鉄道模型だけではなく路線まで作って走らせるという人もいるほどです。鉄道模型を走らせる場合、単に路線を敷くだけではなく、路線とその周辺の風景も合わせてジオラマを作りだす人も多いです。

ジオラマの作成は、鉄道模型のモデルとなった鉄道が実際に走っている風景ばかりではなく、自分の思う通りに作成することができるという点も魅力となっています。鉄道模型のジオラマならば、今は見ることができなくなってしまった昔の街並みを再現して楽しむことも可能です。昔の街並みを楽しむためのジオラマとなると、かつては販売されている鉄道模型の関係もあり蒸気機関車がほとんどでしたが、市民の足として広く親しまれていた路面電車のジオラマも多くなってきています。
路面電車は街に溶け込み、気軽に利用することができることから、多くの人々に郷愁を感じさせます。

路面電車の鉄道模型を使用して昔の街並みを再現しようとしたならば、およそ昭和30年から40年ごろの街並みを参考にすることになります。昭和40年ごろから自家用車が普及しはじめ、地下鉄や電車といった鉄道も発達したことから、これ以前の年代の写真を探さなければなりません。

風景を一から作ることは大変ですが、鉄道模型を販売している会社から風景用のジオラマボードが販売されているほか、素人向けのセミナーなどもあるので、活用すると便利です。